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田中トシノリさん
30代

弱い立場の人たちを支えるために仕組みを変え、自ら現場で行動してきた。彼女はすでに立派な政治家だと思う。本当に必要な、本物の政治家。

マキさん。
その親しみやすさから、昔から知ってる友達のような、面倒見の良いお姉ちゃんのような感じで、すぐにたくさんのことを話すようになった。

「このおかしな世の中をなんとかしたい」
3.11をきっかけに強く思うようになった。そんな中での出会いだった。
3.11よりも前から社会問題、環境問題、そして原発の問題にも取り組んできたマキさんからたくさんのことを学ばせてもらった。

そんな中、いつも立ちはだかる腐敗した政治の問題。
何も変えようとしない、変わろうとしない構造。
弱い立場の人たちを支えるシステムのはずが、弱い立場の人たちから搾取するシステムに。
「まともな政治家がいないなら、誰かがやらなきゃ」
「でも自分はちょっと…」
色んな言い訳をつけていつも自分以外の登場を待って、その誰かを応援してきた。

マキさん。
彼女はいつも先頭に立って、この腐敗したシステムに立ち向かってきた。だからこそきっと誰よりも政治の世界には入りたくないと思ってたんじゃないかな。

2016年。
マキさんは集落支援員という制度を自分の街に持ち込んで、自分がその支援員となり地域の人たちの声を聞いて多くの人の支えとなる活動をしてきた。
弱い立場の人たちを支えるために仕組みを変え、自ら現場で行動してきた。彼女はすでに立派な政治家だと思う。本当に必要な、本物の政治家。

そして今年、マキさんがチャレンジする。
彼女からその知らせを聞いたとき、
「いよいよか」と思った。
それは「いよいよマキさんが出るのか」という意味と、
「いよいよ自分も立ち上がる時が来たのか」という気持ちだった。

きっと、マキさんをよく知る多くの友人、彼女に影響を受けた多くの人たちが、彼女の決意を自分事として受け取っているのではないだろうか。

「いよいよ私たちが立ち上がる時だ」と。
マキさん、いつもありがとうございます!

田中トシノリ
30代
映像作家
福山大学非常勤講師